能重製作所は、緊結が可能なチャンネルジョイント【耐風圧・耐震ジョイント】を新たにラインナップに追加しました。

　Cチャンネル(野縁受け)のジョイント金具として、差込式(以後、従来型)が一般的に使われています。
　従来型は、施工性に優れていますが、地震などでチャンネルが抜けたり、変形する恐れがありました。
　また、特定天井など耐震天井のブレース近傍や風圧の作用する天井の野縁受けには、チャンネルの面外方向に大きな力がかかるため、ジョイント部分でも一定の耐力が必要となってきます。
　そこで、ジョイント部に大きな荷重がかかっても母材同様に変形・損傷しにくい高強度チャンネルジョイントを開発しました。

従来型ﾁｬﾝﾈﾙｼﾞｮｲﾝﾄ

1. ・緊結接合(ビス固定)
2. ・引張方向・面外方向に対し、十分な強度がある。
3. ・ジョイントと野縁が干渉しないため、当社の耐風圧クリップの取付可能。※1

※1：C-40用は、一部で干渉(詳細は下部参照)。

C-38用	C-40用
耐風圧・耐震ｼﾞｮｲﾝﾄ

　※2：高耐食めっき鋼板：溶融Al-Zn-Mg合金めっき鋼板
　試験報告書は問い合わせフォームよりご依頼ください。

1. 1. チャンネル内側に金具を嵌め込む
2. 2. 手で折り曲げる
   　・C-38用：上から折り曲げる
   　・C-40用：下から折り曲げる
3. 3. ビス固定

・ジョイントの上から耐風圧クリップ(※3)を取り付けることができる。

・C-38用：どの部分でも野縁が干渉しない。

・C-40用：ジョイントの切欠き部分は、野縁が干渉しない。

※3：当社製品のみ確認。C-38用は、押上式Ⅰ・Ⅱを含む。

C-38
C-40

・引張方向、面外方向(弱軸・強軸)の試験を実施しています。

・面外方向試験においては、母材に近い強度を有していることを確認しています(試験条件により異なる)。

引張方向	面外　強軸方向	面外　弱軸方向

従来型：ジョイントが変形