耐風圧天井では、吊りボルトの弾性座屈を防ぐために、角パイプなどで補強する場合があります。また、天井懐が深い場合、水平補強材（チャンネル材）を吊りボルトの中間部に設ける場合があります。これまで当社には角パイプと水平補強材を固定する金具がなかったため、今回新たにラインナップに追加しました。

　製品は19角用と25角用の2種類あります。

1. 角パイプとチャンネル材を接合できる：吊りボルト補強用の角パイプと水平補強材（チャンネル材）の固定が可能。
2. チャンネル材とビス固定可能：チャンネル材と金具は、ビス固定が可能で、水平方向へのずれを防止し、一定の強度を有す。

※C38(CC-19,CC-25)

19角用	25角用

ご検討の際には、以下の内容をご一読ください。ご不明点・試験報告書が必要な場合は、お問い合わせください。

1. 耐風圧天井で吊りボルトを角パイプで補強した場合の、角パイプと水平補強材の固定金具です。それ以外の用途では使わないでください。
2. M8アプセットボルトは角パイプが凹むまで締めてください。板厚1.6tの角パイプではトルク4Nmで凹みが生じます。
3. 許容静荷重は20kgf、最大荷重は90kgf以上です(トルク4Nmにおける試験値)。
4. M8アプセットボルトの緩み止めナットは必ず締めてください。ボルトの締め加減、緩み止めナットの締め忘れにより性能は変化します。
5. 水平補強材(チャンネル材)と金具をビス固定しても鉛直性能は変わりません。
6. 耐震性能が求められている場合には、金具と水平補強材をビス固定して下さい。
7. 使用する角パイプ(19角・25角)によって金具が異なります。25角用は受注生産になります。