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新商品のご案内!スタッドジョイント

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 能重製作所は、間仕切壁用の鋼製下地であるスタッドを連結する金具:【スタッドジョイント】を新たに開発しました。

1.開発背景

 改修現場では、搬入経路が一般用EVしかなく、搬入資材の長さが制限される場合があります(例えば4m以下)。間仕切壁の縦下地として用いられるスタッドは階高に応じて3~5mの長さで使用されるため、1本の材料として搬入することが困難な場合がありました。

 このような場合に、事前に切断し、現場で組み立てることが可能なスタッド用のジョイントを新たに開発しました。

 これまでも、各社のスタッドに対して特注で注文を受けておりましたが、形状を一新しました。

 なお、当製品を使った場合の壁全体の性能は、保証できません(高さ・取付位置などの条件により、強度・剛性がどの程度低下するか不明)

 新築工事で使うことを目的としていません。詳しくは、注意点をご確認ください。

2.スタッドジョイント

今回、当社で在庫する製品は、スタッドの65形と100形に対応するジョイント。
65用 100用

スタッドジョイント

  • 1. 各社のスタッドに対応
  • 2. JIS材、一般材にも対応(兼用)
  • 3. スタッドへの差し込みが簡単

当社品番 製品 製品板厚 対応スタッド 入数
3510 スタッドジョイント
65用
0.8mm 65形
JIS材 / 一般材 (兼用)
50ヶ/箱
3540 スタッドジョイント
100用
0.8mm 100形
JIS材 / 一般材 (兼用)
25ヶ/箱
受注 スタッド 75, 90形用
(その他サイズ)
0.8mm その他の形
JIS材 / 一般材 (兼用)
-

3.注意点

以下の注意点を確認いただき、使用条件など事前に関係者(監理者)と十分なご協議の上で、ご利用ください。

  • 1. 当製品は、改修工事で定尺材が入らず、スタッドを切断せざるを得ない場合の対応金物です。新築物件での使用は想定しておりません。搬入・運搬を楽にするためのものではありません。
  • 2.標準仕様書に従う現場では使用しないでください。(JIS規格にスタッド用のジョイントは含まれていません。)
  • 3. ジョイントを複数使ってつなぎ合わせないでください。
  • 4. 標準仕様書・JIS範囲外の高さでは使用しないでください。
  • 5. 立てこむ前に、必ずスタッドとジョイントを片側4本以上ビス固定して下さい。
    接合部が十分に剛になる本数で固定する事を推奨します。
  • 6. ジョイント接合部は定尺材に比べて剛性・強度が低下します(面外にたわみやすくなります)。面外方向に大きな荷重がかかる状況(手摺取付など)には適しません。状況に応じてビスの固定本数を増やすなど、十分に配慮した上でお使いください。
  • 7. ジョイント接合部は、鋼板が2枚重なった状態となるため、ボード固定用のビス打設には十分注意してください。
  • 8. ジョイントを使用した間仕切壁全体の性能は保証外(要注意)です。
     ・ビスの本数、固定位置で性能が変わるため
     ・高さ、重量、手摺取付など、使用条件が個々に異なるため

4.その他

 その他サイズも、受注生産で対応可能。

搬入が困難でスタッドを切断せざるを得ず、現場で組み立てる必要がある場合には、関係者(監理者)と十分なご協議のうえで、当社の『スタッドジョイント』 をご検討下さい。

※2020年7月現在、意匠登録出願中です。

※2023年9月、注意事項一部修正。

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