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概要
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曲面天井下地の紹介
ポイント要約

チャンネル材を用いたアーチ天井下地の紹介

  作成日:2021年11月12日(令和3年)
最終更新日:2025年5月8日(令和7年)

1.はじめに

 ショッピングセンターやオフィスビルのエントランスなど意匠性の高い空間を形成する場合に曲面天井が採用されることがあります。ドーム天井・アーチ天井(かまぼこ)・曲面下り壁などがあります。
 ここでは主にアーチ天井の下地についてご紹介いたします。

2.R天井の下地構成例

2.1.アーチ天井下地

 通常の在来天井下地材を使った場合のアーチ(かまぼこ)天井下地の構成をご紹介いたします。アーチ天井(一方向のみ曲面)の場合、R加工した野縁受け(Cチャンネル)にMバーを取り付けることで下地が形成されています。MバーのR加工はできません。
 写真では、内R500(1/2円)でR加工したCC-19に、耐風圧クリップでMバーを固定しています。
 CC-19はフリーハンガーで吊り下げています。写真では、R500に対して3点で吊っています。
 平天井との接合部には□-19×19を取付けています。下り壁天井下地の構成(標準詳細図)と同じ仕様になります。

2.2.ドーム天井下地

 ドーム天井の場合には、野縁材も曲面となるためMバーを使用できません。Cチャンネルと角パイプ、角パイプや丸パイプ同士を特殊クリップで接合することで下地を形成しています。

3.フリーハンガーの一覧

 曲面天井で使用できる当社の角度自在ハンガー一覧です。C38とC40の2種類あります。
※ピッチロックハンガーのみC40あり
※特注対応可能な場合あり

ワンタッチハンガーフリーの単体画像

15400
ワンタッチハンガー
【フリー】

ビス付ハンガーフリーの単体画像

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ビス付ハンガー
【フリー】

ピッチロックハンガーC38の単体画像

15440
ピッチロックハンガー

C38用

4.まとめ

 R天井下地の一つであるアーチ(かまぼこ)天井の下地構成を写真でご紹介しました。
 耐震性が求められる場合には「平天井と縁を切り、クリアランスを設ける(特定天井の場合)」・「下り壁下地のように、平天井と斜め材で補強する」などの対策が必要となります。

※当ページに掲載している内容はあくまでも一例であり、個別の現場ごとに納まりを確認してください。
※当ページの施工に関する内容で生じた障害には、一切の責任を負いません。



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